契約解除

 NHKの一連の不祥事に憤りを感じ。NHKとの契約を解除した。いままで黙って黙々と払ってきた受信料について考えました。NHKの方々、NHKで番組作成にかかわっている方々、一生懸命番組作ってる人、ごめんなさい。色々悩んだ末です。NHKファンを自称していただけに少し寂しくもあり辛くもありました。放送センターに子供の頃から見学に行っていたに。楽しみにしている、大河ドラマ坂の上の雲」もみたいのに。でも川口のNHKアーカイブスには行きたい。とにかく大好きなものに裏切られたときのショックは大きいものです。NHKのコールセンターに電話して何分か話をし。かなり埒が明かない。しつこく契約解除はできないと言われた。法律で決まっていると言われ。では、年間契約口座引き落としを止め集金にするので、営業所の番号を教えて下さいと言って、NHK中央営業所の番号を聞いた。営業所の人に、NHKはみないから払わないと言ったらすんなりOKでした。コールセンターの応対はかなり悪いです。営業所の人はすんなりOKです。
 というか入会は出来るけど脱退は出来ない団体って恐すぎます。入る自由も出る自由もあると思うのですけど。と日本の公共放送について色々考えてみた。

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・法律では
32条 協会の放送を受信することのできる受信設備を設置した者は、協会とその放送の受信についての契約をしなければならない。ただし、放送の受信を目的としない受信設備又はラジオ放送(音声その他の音響を送る放送であつて、テレビジョン放送及び多重放送に該当しないものをいう。)若しくは多重放送に限り受信することのできる受信設備のみを設置した者については、この限りでない。
とかいてあるので、「放送の受信を目的としない受信設備」であるということを主張した。あちらとしては、テレビがあれば見ようが見まいが、徴収できるという主張らしい。

第7条 協会は、公共の福祉のために、あまねく日本全国において受信できるように豊かで、かつ、良い放送番組による国内放送を行い又は当該放送番組を委託して放送させるとともに、放送及びその受信の進歩発達に必要な業務を行い、あわせて国際放送及び委託協会国際放送業務を行うことを目的とする

放送法の7条を読むと協会の設立目的が書かれているが、とても金銭を着服しているような団体が公共の福祉のために仕事をしていると思えない。

まとめると。
・とにかくオペレーターの女性からその上の人に話が渡されるまで何分も待たされ、自分には権限がないとか、いま営業の人は全て出払っているなどの引き延ばし作戦、たらい回しを行う。ようするに微妙な解釈の違いがおきてしまう法律だし罰則規定がないので、強く払えと命令できない。物品を売っているわけでもないので、地上波アナログの場合、相手が必ず見ているという事を確かめる手段もないから、見ただろ!払えとも言えない。

・コールセンターの全部の人が多分放送法32条のただし書きのところを言わないし教えない。きちんとそこの部分も説明するべき。NHKが主張する法的解釈を世論とするように自ら運動すべき。(放送局という特性上難しいだろうけど、自らが生き残るためならlobby活動などしても良いと思う。)


・結婚して世帯がまとまるとき、海外赴任など日本にいなくなるときは解約できる。(これはコールセンターで受け付け可能)テレビがない、NHKは見ない、うつらないから払わない、家にはチューナー内蔵のテレビはない(モニタのみ)などの理由で解約するのはかなりややこしく電話1本でOKとはいかない。担当者から2日後に折り返しと言われる。訳がわからん。

・受信料の徴収方法案1
NHK≒(ほとんどイコール)国営放送にする案。どうせなら税金として視聴料を取る。もしくは無料にする。今のままでは不公平感がある。社会的インフラと考えるなら、低価格かつ公平に料金を徴収すべき。徴収が困難なら税金にして天引きすればいい。きちんと法律を変えて正当に取れるようにすればよい。国民の義務にしてしまえばよい。

・受信料の徴収方法案2
従量課金にして欲しい。これなら文句なく見る人だけ払う。(見ない人にとっては頼みもしないのに勝手に流している電波に対して料金を支払うこと自体おかしい。スクランブルかけて下さい)仕組みは出来ているので、多分近い将来こうなる。

・公共の福祉に反することをしておいて、公共の福祉の名の下に受信料を徴収するのはどうかしている。

・お詫びとして今までまじめに受信料を払ってきた人に1円でもお金を返すべき。

・視聴料の使い方について国会で議決を得ているとは言え甘すぎる。民放の収益1位と2位を足したくらいの視聴料収入があるのだからもっと受信料を下げるか還元すべき。市場の厳しい目にさらされている民放を見習いなさい。

・かといって広告がないことで公平な放送が出来るというなら、もっと頭を下げて営業努力をするべき。テレビがあるから無条件で払うことになっている、決まっているから払えとはもってのほかだ。

・「あなたと日テレ」とか「週間フジテレビ」のような視聴者からのご意見を番組作成に生かすエスカレーション番組を作るべき。

・公共放送と言いながら様々な関連会社をもち、事業規模を拡大し、利益追求団体になっているのはどういう事?一般企業と何が違うの?法律に守られている道路公団と同じじゃない。

と、NHKはかなり話がわからない営業の人がコールセンターにがいるところであることがわかった。かなり厳しいマニュアルがあるであろうこともわかった。電話口のあっちとこっちで解釈が違うような微妙な法律に守られている団体であることもわかった。きちんとわかりやすい法律に書き換えればよいと思う。自由の国の日本にあって、加入脱退が自由でないとは。面倒な手続きにしていること自体粗悪。視聴者フレンドリーではない。かなり不満。この批判的かつネガティブな気持ちを変えてくれるようなイベントは何か起きないでしょうか。いろいろ好きだったのになぁ。この出来事を機会にNHKのことをたくさん考えてしまった。

↓ちょっと過激?な方々のHP
http://multisyn.hp.infoseek.co.jp/
http://sakyosa.hp.infoseek.co.jp/nhk/nhk.html